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CNNの英語が3カ月で9割わかるように

CNNの英語が3カ月で9割わかるように

 ここで紹介するのは、ある20代のエンジニアがデジ速効果で、英語を話せるようになった体験記です。仕事に役立つきわめて実用的な英語の覚え方をしていますので、非常に参考になると思います。

「英語を初めて中学校で学んでから、どれくらい期間がたっただろうか?
 最初に習った“This is a Pen. ”“I have a pen. ”を最初に教えてくれた先生の顔を新鮮に今でも思い出します。

 しかしながら、中学校で3年間、高校で3年間、専門学校で2年間学び、テストの点はそこそこ取れていても、一向に英語が上達した、という実感はありませんでした。会社に入ってから、その仕事の現場でCNNをリアルタイムで聴き、世界の流れを直接理解する必要が出てきました。そうでなければ、リストラです。

日本人が英語が上達しない二つの理由

 そんな折りに紹介されたのが、デジ速です。デジ速理論では、英語(語学)の上達が難しいのは2つの理由によると説明されています。

 1つは、日本人は、英語の高周波の音を聴ける耳ができていないということ。耳が英語の音を聴けていないというのですから、これには驚きました。聴けていないのだからしゃべれないのも当然です。それまでは音そのものに関心をもったことがありませんでした。英語の音が、日本語と違って、2キロヘルツ~10数キロヘルツ以上の音でしゃべられているとはしりませんでした。

 これだと、高周波の出ない安いラジカセで、いくら英語の音を聴いていても、英語を聴いていることにはならないというのです。そのことを学んで、自宅の音響設備を、最低でも20キロヘルツくらいまでは綺麗な音で出るようにバージョンアップしました。音質の80%は基本的にスピーカの性能で決まるということなので、高音まで綺麗な音の出るスピーカを準備して、ラジオ、TV、CDプレーヤ、スカイパーフェクトTV(衛星放送)のオーディオ出力として利用することにしたのです。

 するとどうでしょう。英語の音とは、こんなに脳を刺激するように、高音が出ていたのかと思うほど、高い音まで出ているのに気付きました。英語を聞いているだけでも、脳に元気を与えられる感覚がするのです。

 デジ速理論で、英語の上達が難しいもう1つの原因として挙げているのがスピードです。英語は通常の日本語の2倍くらいのスピードで話されていると言うのです。
それで、英語のスピードに、日本人の耳が追随できないのです。聞き取れないから、速く聞こえるのかと思っていたら、実際にテンポの速い言葉なのだということがわかりました。

 そこで、デジ速で、4倍速くらいで英語を聴いていると、日本語の2倍くらいでしゃべられている英語でも、王貞治とかイチローが“ボールが止まって見える”というように、“英語の音が止まって見える”ような感覚となり、英語の高速なしゃべりに耳が付いていくようになる、と言うのですが、初めはホントかな、という感じでした。

 ところが、実際、デジ速を始めて1週間ぐらいで、今まで全然ついていけなかったCNNの英語のスピードにも付いていける感覚があり、非常に驚きました。

 デジ速に出合ってからの私の語学学習は、毎朝21分間のデジ速を聴いた後、BSあるいはスカイパーフェクトTVのCNNを見ます。

 NHKのBS7チャンネルは、多言語でニュースを放送しています。ニュースなので、英語自体はそれほど理解できなくても、映像からだいたい何が起こっているかはわかります。こういう事件のときは、どんな風に言うのだろうか、と聴いていると、1つ2つ意味のわかってくる単語が出てきます。

 とにかく、まず、1篇の音楽を聴いているように、ニュースの音を楽しんで聴くようにしました。

 日本語で会話をしているときも知らない単語が出てくると、「今何て言ったの? どんな字を書くの?」と聞きながら、新しい語彙を身につけています。同様に、デジ速で耳が良くなって、音がわかってくると、CNNを聴きながら、音は掴めても意味がわからない単語が出てきます。そのとき、ニュース全体から意味を推測しながら、必要に応じて辞書で確認をしていきます。

 すると、最初は本当に少ししかわからなかったCNNが、だんだんと獲得していく語彙数も増え、3カ月ほどで9割近くわかるようになってきました。

生のニュースは教材として最適

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 1日平均すると10個くらいずつ新しい単語を獲得して、3カ月で1000前後の新しい単語を覚えたようです。数的にはそれほど多くないと思いますが、教科書で覚えた単語ではなく、日常聞く生の音から、獲得した単語なので、1つ1つの単語が身体に染み付いています。

 単語の覚え方も、最初は1、2語ですが、覚えている基本語彙数が増えてくると、だんだん新しい単語も覚えやすくなり、獲得する語彙数もさらにどんどん数が増えてきます。
そして、ますますニュースを聴くのが楽しくなってくるのです。

 テープの教材とかは、どうしても、死んだ情報なので、飽きがくることがありますが、生のニュースは、今起こっていることなので、とても新鮮で興味ももてるので、教材としてはとてもいいと思っています。

 昔からFNNやCNNを聞き流して英語を身につけるという方法があり、私も一時期試してみたことがありますが、聞いていてもさっぱりわからないので、結局長続きしませんでした。

自分のヒアリング力に驚く

 デジ速を続けながら英語放送を聴くと、以前とは違うのは単語が聞き取れるようになる、という点です。以前は、CNNとか聞き取れるようになるのは絶対に不可能のように思えていたことが、自分の耳できちんと聞き取れていることが不思議でなりません。

 英語の音が掴めるようになっているのです。あれ、こんなに聴けるようになっている、と自分のヒアリング力に驚いています。

 私の勤める会社は自動車関係なのですが、世界のニュースの視聴は仕事の上でも役立ちますし、先日は外国人との打ち合わせで、ニュースを話題に世間話をしている自分自身に驚いてしまいました。私の話す英語はまだまだブロークンの域を出ていないのですが、相手の言うことがわかるので、対等の話ができるのです。

 これまで、特別の教材を使ったり、単語帳を作ったりという手間ひまの掛け方はしませんでした。ただ、毎朝21分のデジ速を聴き、その後でBSなど生のニュースを視聴しただけです。もっと短期間でやろうと思えば、教材のCDなどをデジ速に掛けて聴くという方法もあったようですが、そこまではしませんでした。何しろ朝の忙しい時にやるので、長い時間はとれないのです。

 デジ速を聴くのは、朝、頭をすっきりさせてエンジン全開にするという点でも有効でした。それだけでも、すごく良かったと思っているのに、英語まで話せるようになってすごく得した気分です」





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