7分で実感できる脳力アップ
7分で実感できる脳力アップ
50歳の女性ユーザーから、「デジ速」で脳力が大幅にアップしたという、うれしい近況報告メールをいただきましたので、章の最初にまず紹介しましょう。
「できるだけ毎日、プログラムをこなそうとやってきて、大体1カ月経った頃から少しずつ自分のペースとか楽しみ方がわかってきました。それと同時に少しずつですが、自分の中の小さな変化に気付き、もっと頑張ろうという気になっているこの頃です。始めの1カ月の記録はあまり丁寧に書いていませんが、聞く能力がアップしたのは確かです。
始めは、3・5倍速などは本当にちゃんとした言葉なんだろうかと疑ったほど聞き取れていませんでした。始めてから約1カ月半ほどになるこの頃は 字を見ながらだと3・5倍速も100%聞き取れます。文字を見ないでも90%ぐらいはキャッチできます。
(中略)できるだけ毎日、21分間聞くようにし、その中に英語補助教材を折り込みました。そのせいか、雑用をしながら、聞き流して点けていたテレビの英語が無意識のうちに、日本語のようにスッと頭に入ってきているのに驚きました。
また、今まで、気持ちはあっても、時間が取れないとか いろいろ自分に言い訳していることが多かったのですが、近頃、無理なく好きな英語の勉強に積極的に時間を割いている自分に気が付きうれしく思っています」
プロローグでも述べましたように、「デジ速」は、パソコンソフトなので0・1倍速刻みのスピード設定が可能です。
この方が実行しているプログラムは、21分を1サイクルとして、1倍速から始まり、1・7倍速、2・7倍速から3・5倍速になり、そこから2・7倍速、1・7倍速、1倍速に戻る、という「標準プログラム」です。
つまり、1倍速からスタートし3・5倍速を頂点とした山型のスピードカーブが描ける速度構成になっています。
実際に聴いていただくと良くわかるのですが、2・7倍速くらいまでは何とかついて行けます。しかし、3・5倍速になると、何を言っているのか、まず聴き取れません。
ところがこれをスピードダウンして行くと、2・7倍速がそれほど速くはなく、次の1・7倍速で最初の1倍速と同じくらいに聞こえるのです。
そして、1倍速に戻ると、「何でそんなに遅いの?」と、もどかしく感じるくらいゆっくりと聞こえてしまいます。
これが英語ですと、最初の1倍速で何を言っているのかわからなくても、もちろん1・7倍速、2・7倍速ではさらに全然わからず、3・5倍速では言葉かどうかさえわからなくなりますが、しかし、2・7倍速から1・7倍速くらいに戻ってくると、単語が何となく聴き取れるようになります。そして、1倍速になると、意味はわからなくても、発音がゆっくりと明瞭に聴こえるようになります。
これは7分サイクルのプログラムでも、同じ経験ができます。
つまり、デジ速では7分で能力アップが実感できるのです。
もちろん、これは一時的なものですが、これを繰り返すうちに、3・5倍速以上の超速で、日本語でも英語でも完璧に聴き取れるようになります。
冒頭に紹介したメールの女性の場合、正直申し上げて必ずしもその達成スピードが早いほうではありません。
それにしても、1日わずか21分間、デジ速を聴いているだけで、1カ月半後には3・5倍速の日本語が聴き取れるようになっているばかりでなく、通常スピードの英語までが「スッと頭の中に入ってくる」ようになっているのですから、驚くべき能力アップと言わざるを得ません。
日本語にしろ英語にしろ、超スピードの言葉を聴き取れるようになる、というのが、最もわかりやすい「デジ速効果」です。
こうしたデジ速効果は、達成スピードとしては、やはり脳が柔軟な状態にある若い人ほど効果が早く現れます。一般的に50代よりは30代が、20代よりは、高校生・中学生のほうが、さらには小学生や就学前の子供たちのほうが、すぐに速音をキャッチアップできるようになります。
もちろん多くの人の中には、50代で大学生より早くその能力を身につける人もいますし、70代、80代でも決して遅いということはありません。
コンピュータなど使ったこともない60歳代の女性が、コンピュータを購入してまでデジ速をしていることに驚いたということもあります。
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