身体は音叉の固まりなので良い音で健康になれる
身体は音叉の固まりなので良い音で健康になれる
英語のミュージックはギリシャ神話の芸術神「ミューズ」をその語源としていますが、日本語の音楽とはまさしく「音」の楽しみ、と書きます。私自身、最近になって「音」を楽しむことを知りました。
いろいろな音楽を聴いていると音楽のリズムが、体の細胞に入ってきて、運動をあまりしていなかった人でも、細胞がリズミカルな運動をし始めるため、体全体も運動をしたくなってきます。良い音楽を聴くことは、細胞の1つひとつの活性化にもつながり、体も健康になってきます。
これは私自身の体験なのですが、頭を使って考えることが好きだった私は、反対に運動をすることは、体の奥から面倒くささを感じて、あまり好きではありませんでした。体のどこかに動きたくないという根深い意識があるような感じだったのです。
ところが、音に目覚めてさまざまな音楽を聴くようになってからは、体を動かしたくなっている自分に気が付きました。“体を動かすのが嫌だという根深い思い”が、消えてしまっていたのです。
それ以降、音楽を聴けば聴くほど、体を動かしたくて、たまらなくなってしまったのです。
また、音楽を毎日聴き始めてから、数カ月が経ったころ、3日間くらい仕事の関係で聴くことができない期間がありました。すると、なぜか体にエネルギーが不足しているという感じがするのです。
なぜだろうと考えていると、音楽を3日間聴いていないことに気付きました。それで、音楽を聴くということは音から体にエネルギーを受け取るということになることがわかったのです。
こうしたことを合わせ考えてみると、体の中には、外界からの音のエネルギーを受け取る音叉のようなものがあるのではないでしょうか。
中学校で習う音叉の実験を思い出してみてください。音叉を2つ並べておいて、1つの音叉を鳴らすと、音が空中を伝わって離れたところにある音叉に伝わり、他方の音叉も鳴り出します。
音の音叉が、人間の体の至る所にあり、外から良い音の波動を受け取ると、それに相対する音叉がエネルギーを受け取り、身体が振動を始めてくる。そんな感じなのではないでしょうか。
良い音楽を聴くということは、頭から足先までにある体中のいろいろな周波数の音叉が共鳴して、心に感動と安らぎを与えると同時に、体に振動エネルギーを与え、健康な体にもしてくれる作用があります。
人気グループのコンサートなどで、女性が失神することがありますが、これなども、音によって、心の細胞と身体の細胞が共鳴している状態の一例なのではないでしょうか?
1つひとつの細胞が共鳴状態になれば、感動を呼び起こし、人生の目的観も一致して感動の人生へと引っ張ってくれるのです。
損得を抜きにして音に感動するようになると、体の音叉が正常に振動し始めるので、体の健康も呼び起こすようです。私はこれを「音叉健康理論」と呼んでいます。
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