人間の集中力の限界にピッタリのデジ速勉強
人間の集中力の限界にピッタリのデジ速勉強
人間の集中力が持続するのは90分、せいぜい120分が限界とされています。
これでは、連続六時間かけて教科書を読み終わったとしても、頭にはほとんど何も残らず、何のために苦労してぶ厚い教科書を読んだのか、わからなくなってしまいます。
それどころか、貴重な勉強時間をムダにしてしまったことになるのです。
こんな方法では、何時間やろうとも栄冠は勝ちとれません。
ところが、デジ速だと半分、あるいは3分の1の時間で教科書が読めるのです。六時間かかるものであれば、3時間または2時間です。
「教科書が3時間で読める!」
などといわれても、にわかには信じられないでしょう。
まともに読めば6時間ぐらいかかってしまうものを、半分の3時間から3分の1の2時間で読んでしまおうというのですから。
しかも、そのレベルには止まりません。デジ速をすることによって、脳力が高まるので、4倍速くらいまでは楽に聴き取り、内容が理解できますから、そうなれば1・5時間で1冊の教科書をこなすことが、可能です。1・5時間というのは90分、つまり人間の集中力が持続する時間内のことです。
一方、デジ速なしに、6時間で読むというのは、集中力の関係で実際には無理です。実際のところ、2日がかりで10時間、というのがいいところではないでしょうか。ところが、デジ速だと一気に3時間どころか、1時間半で読めてしまうのです。
こういうと、デジ速はなにやら身につけがたい速読術のようなものなのか、と思う人がいるかもれません。しかし、そうではありません。
普通の頭の人なら、誰にでも簡単にできます。
この応用のための手間は、デジ速レコーダを使って、パソコンにテキストを自分で吹き込むだけです。
カセットテープやCDを勉強に利用している人も多いと思いますが、ほとんどの人は、それを通常のスピードで再生して、それを何回も何回も反復して聴くことによって、教科書などを暗記しています。
もちろん、通常のスピードで自分で吹き込んだものを反復して聴くことも、暗記には非常に役立つと言われています。
市販されている既製品の学習教材のテープやCDよりも、自分で吹き込んだものを使うほうが、記憶にはずっと役立つのです。
と言うのも、録音された自分の声は、ふだん自分が聞いている自分の声とは大きく異なっており、そのズレが聴覚を刺激するからです。
また、デジ速レコーダに教科書などを吹き込むときには、自分の身についたリズムで読むので、それを再生したときにも自分の慣れ親しんだリズムでスムーズに聴くことができ、集中力が高まるためです。
その内容を倍速で再生すると、集中力がさらに増すのです。
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