自然界に秘められた驚くべき数理性
自然界に秘められた驚くべき数理性
第三章でも少し触れましたが、デジ速の効果は、速音聴からくる効果だけではなくて、その独特の学習プログラムからくる部分もあるようです。
動植物を含めて、全ての生き物には「成長するための期間」が必要であるのは自明のことです。デジ速理論では、この自然界に共通する成長の過程を学習スケジュールに取り込み、文字通り自然のうちに、無理しないで効率良く体得できるようにプログラミングしています。
そのベースとなっている考えは、自然の「時」の流れにはリズム(数理性)がある、ということです。
デジ速講座では、4カ月つまり日数で表すと120日を3回に分けて、40日ずつ、「ホップ、ステップ、ジャンプ」で学ぶようにしています。
物事の成長は、3つの段階を踏むようになっています。数字の3は、上・中・下、空・山・海、気体・液体・固体など上下の発展を示し、占いの世界などでは「天の数」と呼ばれています。
ちょっと自分の右手を見てください。
占いの世界で親指は、宇宙を表します。赤ちゃんがお母さんの胎内から生まれてくるとき子宮を傷つけないように親指を他の4本の指でしっかりと握って生まれてきますが、これは4本の指が宇宙を保護していることを表すものとされています。
人差し指、中指、薬指、小指は2つの関節があり、3段階に分かれています。これは3段階で、上へ伸びようとしていることを象徴します。
4本の指は、季節に例えると春夏秋冬を意味し、人差し指は、春で3カ月、中指は一番長くて、夏で3カ月、薬指は秋で、小指は冬を示しています。3段階×4本は12となり、親指を除く全体で1年の12カ月を意味しています。
また、右手の12と左手の12を合わせると午前12時間午後12時間の合計24となり1日の時間数となります。
つまり、四季のリズムが自分の体の中に“生まれもって、埋め込まれている”ということです。
人差し指 - 春 4、5、6月
中指 - 夏 7、8、9月(一番長くなっている)
薬指 - 秋 10、11、12月
薬指 - 冬 1、2、3月
これらの事実は、人間の体は、「自然の時」の流れを現して創られていることの1つの証左ではないでしょうか?
「天」の3数に対して、4数は東西南北の四方性をもつ「地」を意味し、天の数「3」プラス地の数「4」は「7」となり、天地創造数と言われています。聖書の中で、宇宙は7日で創られたと書かれていますが、ご存じのように1週間の由来はここからきています。
これを自分の生活に当てはめて、1週間は、自分と天地を創造できる最小のサイクル単位だ、と思って1週間を過ごせば1週1週ごとに素晴らしい結果を残すことができるはずです。
ちなみに、ニワトリや鳩の卵は、21日間暖められて、孵化します。1週間を単位として、3ステップで新しい生命として生まれてくるのです。
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