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松果体を癒すデジ速

松果体を癒すデジ速

 潜在意識と顕在意識、また右脳と左脳という天地左右脳の中心に、「松果体」があります。これは、盲腸と同じで退化したものと思われていたようですが、最近はとても大切な脳の一部だと考えられています。

 松果体は、大脳の発達している人間の場合、大脳に覆われて目立たない存在となっていますが、鳥類や爬虫類などでは、頭頂部にあって「頭頂眼」とも「第三の眼」とも呼ばれ、光を受容し、体内時計を司る役目を果たしています。

 地球を半周するような渡り鳥が正確な飛行をするため、体内時計が重要な役割をすることは良く知られていますが、夜昼の光を感知し、大宇宙のリズムに乗って体内時計を刻み目的地目指して飛翔する鳥の羅針盤とも言える役目を果たす器官なのです。

 人間でも松果体はメラトニンというホルモンを出す器官として、眠りに関与することが知られ、不眠症の人などにメラトニンブームを起こしたこともあります。

 人間の松果体は長い進化の過程で大脳に覆い隠され、直接光を感じることはなくなりましたが、もともとは頭のてっぺんにあり、空を見るための「頭頂眼」として存在したのです。

 そして松果体は今も、私たちの脳の内部で、太古の時代と変わることなく、24時間のリズムを刻み続けているのです。

 気功などの「気」の世界で最近注目されているのが、この松果体が気の発生と重要な関係があるということです。松果体の気に関与する機能が衰えている人が大部分なのですが、この松果体が正常になればなるほど、霊的な感性も増し、”気”も操れるようになるというのです。

 デジ速には、脳細胞を増やすという効果もありますが、主に高周波の音によって、この松果体を癒すという作用もあるのです。

 また、デジ速効果のなかなか出にくい人には、「胎児音モード」で波の音などを1日7分から21分聴いてもらうと、良い結果が出やすいというデータもあります。

 これは、胎児音が松果体を効果的に癒してくれるからだと考えられます。松果体が癒され、正常になってくると、耳本来の宇宙における自分の位置づけを知り、なすべき役割を果たせるようになるのでしょう。

 松果体は、脳下垂体と繋がっており、松果体が正常に機能し始めると、脳下垂体にも波及効果が出て、正常に機能するようになってきます。

 松果体と脳下垂体は、人の宇宙における公転運動と自転運動との関係にあります。松果体をナビとして人間は宇宙に存在する自分を発見できるのだ、ともいえるのです。





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