EQとIQとの脳力アップの関係
EQとIQとの脳力アップの関係
デジ速で能力開発を期待するほうが多いと思います。これまで実に多くの能力開発商品が世に送り出されてきましたが、デジ速は、生涯のパートナーとして、また1つの生活文化として、長期にわたっての活用ができるようプランニングされています。
自分の天分として与えられている能力を本当に伸ばすには、心の知能指数(EQ)の土台がなければ、知の知能指数であるIQを100%伸ばすことができないという考えがあるからです。
仮説ですが、EQとIQとの関係を数式化して脳力の方程式を作ると、次のようになるだろうと考えています。
脳力=(EQ)の自然対数乗×(IQ)
EQ:心の知能指数(心の能力。熱意、やる気、希望、感性の良さなど)
IQ:知の知能指数(知の能力。計算力、分析力など)
つまり、全体の脳力は、EQとIQとの積で表され、EQのほうは、自然対数の乗算となります。計算を簡単にするために、自然対数を3乗として計算すると、EQが3割増せば、脳力は、1・3の3乗=2・2となり、2倍以上の効果が出てきます。もし、それが2倍にでもなれば、脳力には何と8倍の効果となって現れます。
ところが、IQが3割増しになっても、単純に3割増の脳力アップにしかなりません。
こんなことはあり得ないことですが、仮に2倍になったとしても、そのもたらされる効果は2倍です。
逆に熱意がもてない場合、EQがもし1以下で、例えば0・9とした場合、0・9の3乗で、約0・7となります。
このことは、世の中でいくらIQが高く優秀な人でも人生の成功者となるとは限らないことを意味していす。例えば、小学校しか出ていなくて、IQが少々足りなくても、EQを伸ばして人生で多くの成功を収めている人の話を良く耳にします。
人生をグローバルに成功させるためには、IQのみでなく、EQを高めることがより重要です。心の知能指数ですから、潜在意識が目覚めてくれば、EQのアップは可能です。
デジ速理論では、EQのほうを強調していますが、IQがデジ速によって伸びるのも事実です。一般的に2カ月で20くらいはアップします。速音に対応して、確実に脳細胞が増えてくるのですから、これも当然の結果だと言えるでしょう。
ただ、理解していただきたいことは、IQだけを伸ばしても、人生でのグローバルな成功は保証はできませんが、EQの土台の上にIQが伸びると、脳力としても、大きな力が出てくるし、目に見えない潜在意識が自動成功装置として働き、あなたをグローバルな成功に導いてくれるということです。
デジ速理論的には ”心が感動を深く感ずるようになればなるほど、記憶力も増す”ということになります。IQを求めて、どれほど勉強しても、EQを育てていなければ、あるところで限界が来てしまいます。
EQを育てながら、IQ的な脳力開発を行うとEQに沿って、無理なく自然に、無限に伸ばすことができます。樹でたとえると、EQが根で、IQが幹・枝です。いくら成績を良くしようと頑張っても、気力が続かず挫折して結局失敗に終わるのは、根がないのに、幹・枝を伸ばそうとするのに似ています。結句、栄養が届かず、枯れてしまうのです。
a:1718 t:1 y:0